【失語症】 |
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脳の血管障害やけがの後遺症で発症します。聞こえますが言葉の意味を理解するのが難しくなります。言い間違えたり、言葉が出なくなったりします。また、文字を理解したり、書いたりするのが難しくなります。言葉に関する働きのうち、どの部分が損なわれているかを検査し、症状に合わせた支援を行います。
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ものと言葉の意味を結びつける練習を
行います
言語聴覚士が名前を言ったものの絵
カードを選びます |
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文字と絵を結びつける練習を行います |
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一つ一つの言葉が回復してきたら
文章を作る練習を行います
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【構音障害】 |
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脳の血管障害や神経の難病などで発症します。言葉を話すときに使う筋肉の麻痺や筋力低下により、大きな声が出なくなったり、発音を誤ったり、呂律がまわらなくなったりします。呼吸や発声、口唇や舌の動きを評価し、症状に合わせた支援を行います。
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構音障害の検査に使用する道具です |
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構音障害の検査です
鼻息鏡を使い、発生時の呼気の鼻
漏出の有無を測定します
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呼吸機能を高める練習を行います |
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口唇の運動を行っています |
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口唇や舌の運動のプリントです |
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文字を利用したコミュニケーション
道具です |
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【高次脳機能障害】 |
脳の血管障害やけがの後遺症で発症します。注意障害(集中できない、注意を切り替えられない)、記憶障害(覚えられない、思い出せない)、遂行機能障害(計画を立て実行するのが難しい)などの問題が生じます。どのような症状があるか評価し、支援を行います。
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高次脳機能検査です |
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高次脳機能障害のリハビリです
注意力の回復など、症状に合わせて
リハビリを行います
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【摂食嚥下障害】 |
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食べ物を噛んだり、飲み込んだりする能力が低下することを摂食嚥下障害といいます。脳の血管障害やけがの後遺症、神経の難病、加齢による筋力低下などが原因で起こります。摂食嚥下障害では、食べ物が肺に入って起こる肺炎、窒息、低栄養、脱水などの危険性があります。また、食べる喜びも失われます。嚥下造影検査などを行い、安全な食形態や姿勢、飲み込み方などの調整や指導を行います。
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X線透視装置下で、造影剤の入った
模擬食品(ゼリー、ヨーグルト、ジュー
ス、寒天、クッキーなど)を食べてもら
い、摂食嚥下障害の症状を診断します
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口腔ケア用品です
誤嚥性肺炎予防に口腔ケアは
重要です
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