鶴岡地区医師会は、明治13年発足の東田川郡医学講究所及び明治19年発足の西田川郡医事講究会まで遡ります。その後、各種法律の制定、鶴岡市制施行や町村合併等に伴う組織の統廃合を経て、昭和48年に鶴岡地区医師会となり、平成25年には現在の一般社団法人鶴岡地区医師会に移行しております。
地域住民に向けた事業として、昭和59年開設の荘内地区健康管理センターを中心とし、在宅サービスセンター(訪問看護、訪問リハビリテーション、訪問入浴)、湯田川温泉リハビリテーション病院、介護老人保健施設みずばしょう、ケアプランセンターふきのとう、地域包括支援センターつくし、地域医療連携室ほたるなど、超高齢社会を見据えた数多くの施設を開設・運営しております。
また、地域電子カルテの草分けである「Net4U」の導入、電子化した地域連携パスの運用、在宅緩和ケア普及のための活動(庄内プロジェクト)など、I C T を活用しながら多職種連携を基盤とした地域の医療・介護の質向上を目指し、全国でもトップレベルの多くの活動を行っています。
新型コロナウイルス感染症をはじめとする多くの感染症に対して、発熱外来やワクチン接種、また発生時には感染情報の収集・共有により、各施設間、行政や関連諸機関との連携を密にし、感染症の脅威から住民の皆様を守れるよう対応しています。
今後とも、鶴岡地区医師会は、健診事業の充実による疾病の予防・早期発見、医療連携による良好で適切な医療の提供、介護福祉における多職種連携、学校医や産業医、施設の嘱託医などの活動を通して、住民の皆様の健康を守り、すべての皆様が健やかにこの地で生活できるよう努力してまいります。
一般社団法人 鶴岡地区医師会 会 長
福 原 晶 子
一般社団法人 鶴岡地区医師会
会 長 福 原 晶 子